胃カメラ
今回は胃カメラを取り上げたいと思います。
何故胃カメラか。
先日友達に言われました。(私が大腸内視鏡検査の話をしていたので)
「胃カメラはしないの?」と。
腸内視鏡検査は必要に駆られてしましたが、(過去のブログ読んでくださいね)胃に関しては何の自覚症状もなかったのでしたことはありませんでした。
「大腸内視鏡と一緒にやってもらえばいいのよ。私はバリウム飲むのが苦手だから胃の検査はいつも胃カメラよ?」
そ、そんな時代になっていたのね…バリウム飲むより胃カメラの方が楽なの?
私のイメージの胃カメラは、えずいてしまって苦しそう、というものでした。皆様もそうではないでしょうか。
あたりまえですが、バリウムを飲んでレントゲンでみていただく検査より、胃カメラの方がたくさんの情報を得られますよね。
私、確か胃の検査は4.5年していないような…
やはり定期的に検査しなければ。
私も胃カメラしてもらおうと思います!
体験談はまたブログに書きますから参考にしてみてくださいね。
大腸内視鏡検査と入院 その2
大腸内視鏡検査をするために、当院の入院設備を利用していただければ楽に検査していただけますので、その方法をご紹介します。
利用方法1 ご高齢の方や体力に自信のない方にお勧めです。
検査前日に入院し、消化の良い検査食を食べて前日から下剤を進めておきます。個室でお手洗いもありますから自宅と同じように過ごせます。看護師指導の下安全に下剤を使うことができますし、緊急での対応も可能です。一気に2リットル以上の水を飲むこともないので、溺れる、苦しい…と感じることも少なくなるはずです。当日もお部屋で検査を待つことができます。午前中には検査も終わりますので、ゆっくり帰宅することができます。
利用方法2 お手洗いの不安がありません。
検査当日朝に来院し、病室で下剤を進めます。看護師がおりますので安心です。乗り物に乗っている時にお手洗いにいきたくなったらどうしよう、と悩むこともありません。
自分の体を守るための検査ですが、辛かったら受けたくなくなりますよね。入院などをうまく活用してなるべく楽に検査を受けてくださいね。
大腸内視鏡検査と入院 その1
皆様、大腸内視鏡検査は受けたことありますか?
定期的に受けましょう、とお勧めしておりますが、
正直に書きましょう、私はかなり辛い検査だと感じています。
辛いポイントその1 下剤を大量に飲まなければならない。
1.5リットル~2リットルのお薬入りの水を飲み、その間に別に水分も
取らなければなりません。もうそれだけで大変です。溺れそうです。
辛いポイントその2 その状態で病院に行かなければならない。
1.5リットル以上のお薬を飲んでいる間に、何度もお手洗いに行きたくなります。
何度もお手洗いに行くことを繰り返して腸をきれいにするのですが、
病院まで行く間のバス、電車、車の中でお手洗いに行きたくなったらどうしよう、
と不安になります。
辛いポイントその3 腸の状態によっては検査中痛いこともある。
でも、これについてはご安心ください。以前のブログでも書きましたが、
担当してくださる先生はプロ中のプロですので、麻酔を調節して、
痛くない状態で検査してくださいます。
これが私の感じた大腸内視鏡検査の辛いところです。
そこで、ポイント1・2の辛いところを解消するために
皆様には当院の入院設備を活用していただきたいです。
当院は19床の入院設備があります。
大腸内視鏡検査の上手な入院設備活用法について
次回に書きたいと思います。
大腸内視鏡検査
今回は当医院の内視鏡検査についてです。
昭和大学横浜市北部病院消化器センターをご存じでしょうか。
昭和大学横浜市北部病院消化器センターは、ゴッドハンドとしてメディアにも取り上げられる工藤進英先生率いる病院です。特に大腸を中心に消化器領域の内視鏡診断、治療に幅広く取り組んでおられ、国内のみならず海外からも評価されている病院です。その診察や検査を待つために数か月かかるとも聞いたことがあります。
工藤進英先生を当医院の理事にお迎えし、工藤先生の薫陶を受けた先生方を当病院に派遣していただいています。
大腸がんだった私も他人ごとではなく検査を見守っておりますが、そこで思うことは、病変を見つける確率がとても高いということです。やはりトレーニングシステムで研鑽を積まれ一日に何例も携わるプロの先生は違うと感じます。
そんな先生方をお招きして、地域の皆様に提供できることを誇らしく思っております。
内視鏡検査は定期的に受けましょう。技術の高い先生にしてもらいましょう。
腸活
大腸がんだった私ですが、ずっと腸の不調を抱えていました。
というか、不調なのが日常でしたので、それを異常なことだとも
理解していませんでした。
なぜ自分が大腸がんになってしまったのか?
もちろん答えはありませんが、腸の不調の放置にも一因があったのかと
自分なりに反省し、腸を整える活動、腸活に励んでいるところです。
ネットの記事を参考にしたり、友達の体験談を聞いたり。
色々試しましたが、大変なことは続きませんし
無理のない範囲で私にできることを頑張っています。
その中で効果があるような感じがして続けていることを挙げてみます。
皆様の腸活の参考になったら嬉しいです。
1.朝起きたらすぐに飲食前に歯を磨く。
これが一番効果があるように感じます。口の中を清潔に保つことは、
全身の健康に影響を及ぼすそうです。実践も簡単ですし。
2.発酵食品を意識的にとる。
甘酒とヨーグルトを家で作っています。これはおいしいので続けています。
甘酒は飲む点滴と言われるくらい栄養価も高いものですし、友達にも腸に良いと
勧められたのですが、私は味が苦手でした。でも、ヨーグルトと1対1で混ぜると
本当においしいのです。腸にもよくておいしくて。皆様にも是非お勧めです。
3.食べ過ぎない。
バイキングでの食事楽しいですよね。でも欲張って食べ過ぎてしまうと必ず
調子が悪くなります。腸のためには食べ過ぎない方がよいように思います。
いかがでしょうか。大したことはしていませんが、腸を意識して行動することで
以前よりは調子が良くなっていると思います。
皆様の腸も健康でありますように。
大腸がんでした その4
「定期的な検査で病変を早期発見しましょう」
私は体験から皆様にお伝えしたくてこのブログを書きました。
検査を受けるのをグズグズと迷っていた私に強制的に予約を
取ってくれた友達や、がんを内視鏡で切除してくださった
先生は、命の恩人だと心から感謝しています。
でも、不安が全く消えたわけではありません。再発しない保証はないのですから。
もう少し早く検査してれば…と思わない日はありません。
皆様がそんな思いをしないようにと願ってます。
「あのブログ読んで検査したから助かったわ」そんな風に
思っていただけたらうれしいな、と妄想しています。
大腸がんでした その3
検査した病院から呼び出され、診察を受けました。
そこで先生から、内視鏡検査で取ったポリープを検査に出したところ、大腸がんステージⅠでした、と言われました。
「ステージ0なら取っただけで大丈夫なのですが、ステージⅠは転移の可能性がないとは言えないので、リンパ節郭清をすることもあります。どうしますか?多分ご自分で調べたいと思いますから、調べてみてくださいね。」
やっぱりがんだったんだぁ、どうしよう…と落ち込みながらわからないながらもネットで調べました。そこで高名な工藤進英先生を知ることになるのですが。
リンパ節郭清は、大腸の周りにあるリンパ節を取り除くことで、最近は腹腔鏡手術でできるため以前より格段に負担が少なくなったということでした。
さんざん悩みましたが、結局私はリンパ節郭清はせずこのまま様子をみるという選択をしています。それがよかったのか悪かったのかはまだわかりません。
それ以降は、今の私ができることをしようと、定期的に内視鏡検査をする、腸活をする、とがんばっているところです。
続きは次回に
大腸がんでした その2
検査当日を迎えました。
その1で書きましたが、当病院での検査ではありません。入職前の話ですので。
検査は痛くないよ、と先生にも友達にも言われていましたが、私はものすごく痛かったです。今思い出しても辛いくらい痛かったです。痛みは腸の形や癒着の有無などに関係し、人によるのだそうです。私の検査した病院は覚醒したなかで検査をする病院だったのです。
でもご安心くださいね、当病院の検査は麻酔の程度も患者様に合わせますので痛みも少なく怖くなく検査できます。当時の私が知っていたら、と思います。
検査中ポリープが一つみつかり、その場で取っていただきました。そのポリープは検査に出すということで、長く感じた辛い検査は終わりました。検査結果は一週間後にまた聞きに来てください、とのことでした。
それから2.3日後に病院から電話があり、できるだけ早く検査結果を聞きに来てください、とのこと。
えー?わざわざ電話ってなんなの?やっぱりまずいの?と不安におののきながら、病院に行きました。
続きは次回に
大腸がんでした その1
前回のブログで「定期的な検査で病変を早期発見しましょう」
と書きましたが、これは私の経験からの言葉です。
私の反省をもとに皆様にお伝えしたく、これを書きます。
私が道躰クリニック梶原に入職する前の話です。
2016年定期健診の便潜血検査はプラスの結果でした。
でも二日の検査中一日分だけがプラス、一日分はマイナスだったため、再検査した方がいいのかな?と思いつつ結局何も行動せずに1年過ごしました。
そして2017年定期健診でまた同じ結果でした。さすがにこれは再検査しなければと思ったもの、グズグズとしていました。
内視鏡は痛そうだし怖いし恥ずかしいし…
友達との雑談の中でその話をしましたら、「今すぐ予約しなさい、痛くも怖くもない、私はもう何度もやっている、私が電話で予約を取ってあげる」
と言われその場で予約をし検査をすることになりました。
その方は若いころにお母さまを胃がんで亡くしているため定期的に胃と腸の内視鏡を受けていたのだそうです。
続きは次回に
昭和大学医師による内視鏡検査始まりました
令和3年10月より昭和大学北部病院消化器センター医師による内視鏡検査が始まりました。
昭和大学医師による検査の日程は下記のとおりです。
水曜日午前・午後
木曜日午前(10月21日は女性の先生です)
土曜日午前
当医院は新体制となり、顧問に昭和大学北部病院消化器センター工藤進英先生をお迎えいたしました。
昭和大学北部病院消化器センターは、神の手と称される工藤進英先生を始めとし、消化器のエキスパート揃いの日本有数の病院です。
その先生方に診ていただくことで、地域の皆様が健康で暮らせるお手伝いができれば幸いです。
定期的な検査で病変の早期発見をしましょう。